谷川流『涼宮ハルヒの暴走』

夏から秋、そして冬の間にSOS団に起こった出来事をまとめた中編集。角川文庫版の解説はハルヒのCVを担当した平野綾さんです。懐かしいなぁ……。

エンドレスエイト

アニメ版では8回繰り返し放送という悪夢をやってのけて、視聴者から大ひんしゅくを食らった中編。その余波を食らったのかどうかは分からないんですが『消失』は劇場公開となり、今ではNetflixでも見られるようになっています。

原作を改めて読んだのですが、キョンたちは2週間を1万5千回もループしていたのか……。2週間を1万5千回ったとして、4000年以上……。気が遠くなっちまいそうだよ。

射手座の日

「いえいえ、朝比奈さんの手が差し出すものなら、たとえ水道水でもアルプスの雪解け水以上です!」

杉田さんの名調子が懐かしい! 最初のテレビアニメ版も名調子だったし、ホントに外れ無し。

テレビアニメ(2009年版)では第27話で放送された、コンピ研との一騎打ちの話。最後は長門がゲームのデータを書き換えて、コンピ研を一網打尽にするんですが、アニメでは凝った作りだったよなぁ……。

なお、アニメではこの後に『サムデイ イン ザ レイン』が入って劇場公開の『消失』に繋がるのですが、アニメで見られるのは『消失』までです。

雪山症候群

こちらはアニメ化されてない中編。

鶴屋さん所有の山荘に行ったはいいが、帰る途中に雪山で遭難。しかも頼みの綱である長門が高熱を出してダウンして緊急事態になってしまうというクローズドサークル第2弾。

どんなに絶望的な状況でも、キョンは平常運転だったなぁ……。

短編はまだまだ続く

夏から秋、そして冬の話はこれで終わりなのかというと、まだまだあります。そう、あの『溜息』で描かれた『朝比奈みくるの冒険』だったり、平野さんの解説にあった『ライブアライブ』だったり……。そちらは次の巻にて。

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