のむらしんぼ『コロコロ創刊伝説』第2巻

2019年2月16日

のむら先生の苦悩の時期とコロコロの低迷期が一緒だったのはなんかの偶然だろうか?

1981年3月にコロコロコミックの発行部数は史上最大の95万部を記録し、100万部を突破するのは時間の問題であるかに見えた。

しかし、同年10月に創刊されたコミックボンボンがガンプラの独占情報を武器として急成長を遂げる。その動きに他社も追随し、児童漫画誌は群雄割拠の時代に入る。コロコロの部数はそのころを境に下がり始め、1983年には47万部まで減少した。なお、同年発売の5月号では著者の『とどろけ!一番』の連載が打ち切りとなりました。子どもたちからの抗議の声が生々しすぎる!

部数の上昇の兆しが見えない中、編集部は妙に明るかった。というのも、子どもたちと一緒に編集が当時発売されたばかりのファミコンに夢中になっていたからだ。そこで平山編集長が考え出した次の一手は、ファミコンを扱った漫画を連載することだった。その漫画を描くことになったのは、当時若干22歳のあさいもとゆき先生だった。彼が描いた『ファミコンロッキー』では、プログラマーからしてみれば怒られることの連荘だった。自分も夢中になってたけど、今となってはありえないよなぁ(^^;。

そして、コロコロを語る中で欠かせないのが高橋名人。逮捕のうわさは自分も信じてました。ハドソンは今ではコナミに買収されてその姿を失ったものの、高橋名人は今でもブログを更新したり、バトルガレッガの移植版(PS4とXB1のストアで発売中!)ではSPECIAL THANKSとして名を連ねています。

なお、ラストを飾るのは著者の友人であったたかや健二さんの生前の話です。彼のおかげでのむら先生も窮地を脱したけど、その当時の連載も短命に終わり、大ブレイクには程遠い状態に。そんなのむら先生の大ヒット作は、いよいよ次の巻で登場します。

のむら しんぼ
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