のむらしんぼ『コロコロ創刊伝説』第3巻

2019年2月17日

それぞれ対極の位置にある『つるピカハゲ丸』と『おぼっちゃまくん』が連載されていた時期、自分はコロコロに夢中になっていました。懐かしい!

つるピカハゲ丸の連載開始

コロコロの部数の低迷と共に、のむら先生も低迷の時期が続いていた。出す作品は次々と打ち切られ、なかなか立ち上がれない。

そんな時に、のむら先生の新たな担当として本橋氏が就いた。そんな時に、自分自身の節約ネタを話すと本橋氏が飛びつき、そこから児童漫画誌初の4コマ漫画を描くことになる。それが、のむら先生最大のヒット作となる『つるピカハゲ丸』の誕生の瞬間だった!

『あまいぞ!男吾』の誕生秘話

コロコロを生み出した千葉氏は別の雑誌に異動し、新たな編集長となった福島氏は新人漫画家の発掘に力を入れる。その折に、平山氏は九州に居る藤子不二雄ファンであるタケツグ氏と知り合う。彼は宣言通りに藤子不二雄賞を獲ったが、「何を描くかは自分が決める」と最初に宣言した通りに自分の描きたいものを描き続けた。

『あまいぞ!男吾』は人気が出ずに打ち切りの危機に遭うも、誘拐されたお姫を助け出す前後編がきっかけで人気が出て打ち切りをぎりぎりで回避できた。その後も連載を続けていて、コロコロアニキになった現在でも新作が発表されているそうです。とはいえ、Moo先生は一時期低迷していたんだけどね(^^;。

おぼっちゃまくんの誕生、そして豪華付録

そして第3巻のメインは、なんといっても小林よしのり先生!

平山氏の必死の口説き落としでコロコロコミックで連載をスタートさせるも、最初の連載の評判はイマイチだった。そんな時に成城の喫茶店でお金持ちのお坊ちゃんの話を聞いて逆上し、そこから現在でも連載が続く『おぼっちゃまくん』が誕生した。

なお、茶魔語の読者公募やアニメ化、そして豪華付録を付けるまでの裏話を余すところなく収録しています。

出会いと別れを繰りかえし……

最後はのむら先生の話。のむら先生は2016年9月に母親を亡くしましたが、同じ年の12月に初孫が誕生しました。人生は出会いと別れの繰り返し。自分も同じように出会いと別れを繰り返していくのだろうか……。

次の巻はのむら先生の二度目の低迷期と一人のアシスタントの話です。

のむら しんぼ
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