海外小説

「ツバメの塔」の由来は、読み進めていくうちに明らかになります。

(以下、ネタバレ含む)

海外小説

(オリジナル:2018年9月15日公開)

現時点(2018年9月)で邦訳されているのはここまで。一日でも早い続刊の発売を望みます。

『屈辱の刻』で離れ離れとなったシリとゲラルト。ゲラルトは、ウィッチャー3本編でも卑猥なたとえは健在のゾルタン率いるドワーフ団に外科医のエミール、そしてニルフガード人のカヒルが加わり、道中でいくつの事件に遭遇しながらも、ヤルーガ川へと向かう。河を渡る途中でゲラルト一行はニルフガード軍と戦闘になるが、そこで戦功を挙げて、ついには名実ともに「リヴィアのゲラルト」となる。シリは盗賊団の一員としてやけっぱちの日々を過ごし、イェネファーをはじめとした女魔術師たちは壮大な計画を思いつく――。

戦闘あり、謎解きありのゲラルト、陰謀渦巻くイェネファーをはじめとした魔術師、そして盗賊団の一員として自暴自棄(やけっぱち)の日々を送るシリ。今回は5作品の中でも中休みといった感じだったが、次はどう動いていくのか。日本で次の巻が読める日が待ち遠しいです。

なお、この巻のサブタイトルである『炎の洗礼』の由来はこの巻のクライマックスに関わってきます。気になる人は是非手に取ってください。

ウィッチャーIII 炎の洗礼 (ハヤカワ文庫FT)
アンドレイ・サプコフスキ
早川書房
売り上げランキング: 17,932

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(オリジナル:2018年9月9日公開)

第1巻ではシリの修業時代の話がメインでしたが、第2巻ではシリの流転する運命が描かれるようになります。そして、シリの生い立ちも――。

第1巻のラストで旅に出たイェネファーとシリ。二人が行きついたのはテメリアのゴルス・ヴェレンという街だった。イェネファーの目的は、街の近くにあるサネッド島で行われる魔法使いの集会に参加することだった。しかし、集会で流血の惨事が起こり、シリは時を同じくしてサネッド島にいたゲラルトと離れ離れに……。

エムヒル皇帝やワイルドハントの登場、そして陰謀に巻き込まれた末に遠くに飛ばされたシリ。そして、ダンディリオンの武器に依らない活躍も第2巻の見どころです。単なる吟遊詩人と侮るなかれ。

なお、ウィッチャー3でディクストラが「お前のせいで一日に何度も入浴しなければ……」とぶつくさ言うのは、この時にゲラルトがディクストラの足を折ったことが原因でした。なお、もう一本の足を折ると切ないエンディングになりますが、わざわざダウンロードするのが面倒なので、再開するとしてもPCを買い替えてPC版でやるか、XB1のGoTY版を買ってプレイするかもです。お腹いっぱいだよ。

閑話休題。<門>の力で遠くの地に飛ばされたシリは流浪の末、盗賊団に匿われるのですが、果たしてシリとゲラルトは再会できるのか――?

読み始めたら一日で2冊も一気に読んでしまったので、この調子で第3巻も早いうちに読み終えようかと。あとは第4巻を待つばかりにしたいです。

ウィッチャーII 屈辱の刻 (ハヤカワ文庫FT)
アンドレイ・サプコフスキ
早川書房
売り上げランキング: 17,163

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(オリジナル:2018年9月9日公開、リンク一部削除)

ウィッチャーIIIをやっていく中で、ゲームだけでなく小説も読んでみたいという衝動に駆られて、ついに国内の既刊分をすべて買いました。昨今流行りの異世界モノとは全く違う、スラブ神話の魔法剣士の話をベースにしたダークファンタジーです。

物語の舞台はThe Witcher(SteamとGOG.comで販売中。公式では日本語非対応だがMOD導入で日本語化可能)の数年前。シントラ国がニルフガード帝国によって滅ぼされたとき、ゲラルトが間一髪のところで逃げ延びていたシントラ国の国王の孫娘であるシリを救出したところから物語が始まります。

ゲラルトとシリはケィア・モルヘンにたどり着き、そこでシリはウィッチャーとしての修練に挑むことになる。その中でシリは自分に<源流>と呼ばれる特殊能力があることに気づき、トランス状態に陥る。その対策のためにかつての恋人であるトリスが呼び寄せられ、ひとまずは落ち着きを取り戻す。その後もシリは寄宿舎生活をしながらウィッチャーの修練をするのだが、彼女は北方諸国の策謀の中に巻き込まれていくことを知らなかった――。

ゲラルトとシリの出会い、そして穏やかな環境での修行の日々を描いたシリーズの第1作。過酷な環境にあったシリはウィッチャーとして成長していくのだが、第2巻では彼女の存在がやがて北方諸国全体を揺り動かす存在に。第2巻では彼女が国王や魔法使いたちの陰謀に巻き込まれていくのだが、こちらも楽しみです。

国内で出ている三作品は全部揃えてあるので、一気に読み終えて第4作目の国内発売を待とうかと。早く第5作目まで読んでみたい!

ウィッチャーI エルフの血脈 (ハヤカワ文庫FT)
アンドレイ・サプコフスキ
早川書房
売り上げランキング: 11,044